当社グループは2004年に設立されて以来、空調用向け銅管を中心に幅広い産業・社会を支える銅管を、国内はもとより海外のお客様のさまざまなニーズにお応えしながら提供してまいりました。

近年では銅管分野のみならず、加工品分野におきましてもお客様の幅広いニーズにお応えすべく、2022年7月には門司メタルプロダクツ株式会社およびSambo Piping タイランド社（旧Sambo Shindo タイランド社）を子会社化し、2023年1月には門司メタルプロダクツ株式会社を吸収合併することで、KMCTグループが一体となって多種多様な製品をグローバルにお客様へお届けできる体制の構築に取り組んでまいりました。

当社グループを取り巻く事業環境ですが、主用途であるエアコンをはじめとする空調分野においては、今後も国内における安定した需要と海外における需要拡大が見込まれ、加工品分野においても産業分野向けに今後更なる成長が見込まれています。

加えてSDGs活動の一環として「省エネや環境ニーズの高まり」に対応する製品を、様々な技術革新の実現を通じて提供することもより一層必要とされています。

こうした状況に対応するため、当社グループは限られた資源を大切にしながら持続可能な社会の実現の一翼を担うとともに、収益基盤の強化、技術力の追求に取り組み、日本発の銅管・加工品メーカーとして最高水準の技術を追求し、価値ある製品を提供してまいります。